【図解でわかる】NFTの始め方・やり方を初心者向けに解説
NFTに関して、上記のような疑問や悩みを持っている方は多いでしょう。
この記事では、NFTの始め方やその際の注意点を詳しく紹介していきます。
この記事のまとめ
アプリダウンロード数No.1!初心者におすすめ(※)
なお、すでにCoincheckの口座を開設している方の場合は、NFTを始めるために必要な仮想通貨の購入ができる以下の取引所もおすすめです。
取引所名 | 特徴 | 口座開設キャンペーン(※2024年10月時点) |
---|---|---|
BITPoint
|
・比較的マイナーなアルトコインも取引できる ・NFTの購入で主に使用するイーサリアムも口座開設でももらえる |
新規口座開設で1,000円相当のBTCをプレゼント |
GMOコイン
|
・少額から積立投資ができる ・最短10分程度で口座開設ができる |
仮想通貨購入で抽選で1,000円が当たる |
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NFTとは?
NFT(非代替性トークン)とは、ブロックチェーンを活用した、デジタルデータのことです。
NFTはブロックチェーンの高度な暗号化技術を利用して発行されるため、唯一無二の資産としての価値が担保されている特徴があります。
また、ブロックチェーン上に作られたDApps(分散型アプリ)内で、保有しているNFTを使用することができます。
例えば、DAppsゲーム内で手に入れたNFTアイテムを仮想通貨で売買することができます。同様に別のゲームにアイテムを流用して使用することもできます。
現在、NFT技術は音楽やゲーム、映像など様々なシーンで活用されています。
NFTの始め方は?初心者にもわかりやすくやり方を解説!
NFTの始め方を初心者にもわかりやすく解説します。
ここでは、NFTを購入する場合と販売する場合に分けて紹介します。
NFTの始め方
それぞれの手順を詳しく見ていきましょう。
NFTを購入する場合
上記の画像は、NFTを購入する手順をまとめたものです。
まずは、NFTの買い方を簡単に解説します。
NFTの購入には国内取引所の開設が必要なため、Coincheck(コインチェック)での買い方を例に説明します。
NFTを購入する手順
それでは、各手順について詳しく見ていきましょう。
手順①国内取引所の口座を開設する
はじめに、国内仮想通貨取引所の口座を開設しましょう。
まず、Coincheckのスマホアプリをダウンロードし、アプリから口座開設を行います。
パソコンからも行えますが、スマホから登録すると簡単に本人確認を行うことができます。
登録には本人確認書類として以下のような顔写真付きの書類が必要になるため、事前に準備するようにしましょう。
本人確認書類
- パスポート
- 運転免許証など
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手順②日本円を入金して仮想通貨を購入する
次に、開設した口座に日本円を入金して仮想通貨を購入しましょう。
まずは開設した口座に日本円を入金します。入金方法によって手数料が異なるため事前に確認すると良いでしょう。
入金が完了したら、仮想通貨を購入します。Coincheckでは、アプリ画面下部の「販売所」から購入したい仮想通貨を選択して購入します。
NFTマーケットプレイスの多くはイーサリアムのネットワークを使用しているため、イーサリアム(ETH)またはIOSTを購入すると便利でしょう。
なお、Coincheck NFTを利用する場合、Coincheckで取り扱いのある28種類(※)の通貨でNFTを購入できるため、比較的便利です。
(※2024年11月時点 公式サイトに記載)
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手順③MetaMask(メタマスク)を登録する
次に仮想通貨ウォレットMetaMask(メタマスク)をインストールしましょう。
MetaMaskはイーサリアム系の仮想通貨の管理に適しており、DeFi(分散型金融)などのアプリとも連携できるウォレットアプリです。
MetaMaskはGoogle ChromeやFireFoxの拡張機能としてインストールできるほか、モバイルアプリも配信されています。
Google ChromeのウェブストアからMetaMaskをダウンロードします。その後、拡張機能に追加することで、インストールが済みます。
次にパスワードなどの設定を行い、アカウント登録を済ませてMetaMaskの手続きは完了です。
なお、設定したパスワードなどは忘れないようにメモしておくと良いでしょう。その際にリカバリーフレーズは順番通りに書き留めるようにしましょう。
MetaMaskのウォレットアドレスはアカウント名をクリックすることで自動でコピーができます。
間違えないためにも、ウォレットアドレスを入力する際は、手入力するのではなくコピーしたアドレスを使用するようにしましょう。
手順④MetaMask(メタマスク)にイーサリアム(ETH)またはIOSTを送金する
次に、国内取引所からMetaMask(メタマスク)に仮想通貨(暗号資産)を送金しましょう。
まず、MetaMaskのアプリを開き、アカウント名の下の数字をタップしてウォレットアドレスをコピーします。
次に、Coincheckの取引画面にある「コイン送金」を選択し、MetaMaskのアドレスを貼り付け、イーサリアム(ETH)またはIOSTを送金します。
ウォレットアドレスを入力する際は、手入力ではなく必ずコピー&ペーストで対応しましょう。
手順⑤NFTマーケットプレイスとMetaMask(メタマスク)を連携させる
次にNFTマーケットプレイスとMetaMask(メタマスク)を連携させましょう。
マーケットプレイスの多くはアカウント作成を必要としておらず、ウォレットの接続だけで利用を開始することができます。
主なNFTマーケットプレイスは以下の通りです。
主なNFTマーケットプレイス
- Coincheck NFT
- OpenSea(オープンシー)
- Rarible(ラリブル)
Coincheck NFTは国内で初めて、仮想通貨取引所が運営するNFTマーケットプレイスです。
Coincheck NFTは、出品時のガス代が無料で利用でき、NFT決済に使える仮想通貨の銘柄は27種類(※)と豊富なため、NFTをこれから始めたい方にはおすすめです。
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手順⑥仮想通貨を用いてNFTを購入する
最後に、仮想通貨を用いてNFTを購入しましょう。
NFTはさまざまなブロックチェーン上で取引がされていますが、主流はイーサリアム(ETH)です。
手数料が高いというデメリットがありますが、より豊富な種類のNFTを取り扱いたい人はイーサリアムブロックチェーンから探すと良いでしょう。
Coincheck NFTでは、CryptoSpells・The SandBoxをはじめ、26種類(※)のタイトルを取り扱っています。
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現在は、NFTゲームを主に取り扱っていますが、今後取扱タイトルの増加など市場拡大が期待されるNFTマーケットプレイスです。
NFTを販売する場合
つづいて、NFTを販売する場合の手順を開設します。
それでは、各手順について詳しく見ていきましょう。
①NFTコンテンツを制作する
はじめに、販売するNFTコンテンツを制作しましょう。
NFTは、ブロックチェーン技術を利用することで唯一無二の資産としての価値が担保されている特徴があり、簡単にコピーや改ざんはできません。
普段から自身のデジタルアート作品を制作している人は、NFTコンテンツ制作のために専用のツールを用意する必要はないため、アーティストは比較的容易にNFTで自身の作品を販売することができます。
デジタルアート作品を作る際には多くの人がIllustratorやPhotoshopを利用しています。
NFTコンテンツを販売する際には、トレンドを抑えることやコンセプトを統一することが注目される重要なポイントとなるでしょう。
自身が作りたい作品を発表することも大事ですが、NFT販売で利益を生みたい場合には、トレンドを抑えることも大切です。
しかし、トレンドを抑えるだけではなかなかファンは生まれないでしょう。ファンの獲得のためには作品間でコンセプトを統一し、オリジナルの世界観を生み出すことが重要になります。
②NFTマーケットプレイスにコンテンツ情報を登録する
次に、NFTマーケットプレイスにコンテンツ情報を登録しましょう。
NFTコンテンツを販売する際には、コンテンツの情報や販売条件を設定する必要があります。
必要なコンテンツ情報として主に以下のことが挙げられます。
NFTコンテンツの販売に必要な主な情報
- タイトル
- コンテンツの説明
- 制作者名
- 販売期間
これらの情報はあらかじめ考えておくと良いでしょう。
③販売方法を選択する
次に、NFTコンテンツの販売方法を選択しましょう。
販売方法は主に以下の方法から選べます。
NFTコンテンツの販売方法
- 定額販売(Set Price)
- オークション販売(Highest Bid)
- セット販売(Bundle)
販売方法は自由に選択することができます。出品されている他のNFTコンテンツを参考に適正価格を決定すると良いでしょう。
自分のデジタルアート作品の価値を知りたい場合は、オークション販売で販売し、価値を見定めるのも良いでしょう。
④コンテンツをアップロードする
最後に、NFTマーケットプレイスにNFTコンテンツをアップロードしましょう。
NFTコンテンツの販売には、マーケットプレイスによってネットワーク手数料(ガス代)が必要な場合があります。
Coincheck NFTの場合は、出品時の手数料は発生しません。また、出品しているNFTコンテンツを売却した際には、CoincheckのNFT専用ウォレットに仮想通貨が入金されます。
NFTを始めるならCoincheck NFTがおすすめ!
名称 | Coincheck NFT |
---|---|
取引手数料 | ・無料(出品手数料) ・販売価格の10%(販売手数料) |
取り扱いコンテンツ | ・ナインクロニクルズ エム ・ディライズ ラストメモリーズなど |
決済で利用できる仮想通貨(暗号資産) | ・ビットコイン ・イーサリアム ・リップル(XRP) ・IOST など20種類以上(※) |
対応ウォレット | MateMask |
(※2024年11月時点 公式サイトに記載)
Coincheck NFTは、コインチェック株式会社が運営するNFTマーケットプレイスです。
Coincheck NFTには、CryptoSpellsやThe Sandboxなどの人気NFTゲームのコンテンツを扱っているというメリットがあります。
出品手数料は無料ですので、手数料を抑えて人気なNFTコンテンツを取引したいという方におすすめのマーケットプレイスです。
また、Coincheck NFTにはさまざまな仮想通貨(暗号資産)で決済が可能であるというメリットもあります。
Coincheck NFTではビットコイン(BTC)やイーサリアム、IOSTなど合計20種類以上(※1)もの通貨でNFT決済が可能です。
暗号資産は価格変動が比較的起きやすいため、保有する通貨の値段に応じて価値が高いコインで購入できることは嬉しいポイントだと言えるでしょう。
ただし、Coincheck NFTを利用するにはCoincheckでの口座開設が必要ですので、口座を開設してから利用すると良いでしょう。
なお、Coincheckの口座開設は、スマホで最短1日(※2)で完了します。
(※1,2 2024年10月時点 公式サイトに記載)
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NFTで投資を始める際の注意点
NFTで投資を始める際の注意点を以下にまとめました。
NFTで投資を始める際の注意点
注意するポイントを知ることで、より安心感を持ってNFT投資を始められるでしょう。
それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
取引時にガス代(手数料)が発生する
NFTで投資を始める際の注意点としてNFTの取引時にはガス代と呼ばれる手数料が発生することがあります。
NFTマーケットプレイスのほとんどはイーサリアムのブロックチェーン技術を利用して取引が行われており、NFTの販売時や購入時にイーサリアムのネットワーク使用料としてガス代と呼ばれる手数料が発生します。
このガス代はネットワークの使用状況によって価格が変動する特徴があります。そのため。購入するタイミングによってはNFTの価格よりもガス代が高くなる可能性もあります。
さらに、ガス代以外にも取引所からウォレットへ仮想通貨を送金する際の送金手数料も発生します。
NFTの利用にはウォレットが必要になる
NFTで投資を始める際の注意点として、NFTの利用にはウォレットが必要なことがあります。
購入したNFTはNFTマーケットプレイスで保管できません。そのため出庫する必要があり、出庫したNFTの保管先として仮想通貨ウォレットを用意しなければいけません。
仮想通貨ウォレットにはインターネット上に保管するウェブウォレットの他にパソコンに保存するデスクトップウォレットや外付けデバイスに保存するハードウェアウォレットなどがあります。
なお、Coincheck NFTを利用する場合には、CoincheckのNFT専用ウォレットが利用できるため、別の仮想通貨ウォレットを用意する必要はありません。
NFTの販売額が高騰する場合がある
NFTで投資を始める際には、NFTの販売額が高騰する場合があることに注意する必要があります。
オークション形式で販売されている場合は、購入したいユーザーが絞られるまで価格が上がっていく傾向にあるため、販売額が高騰するケースがあります。
例えば、日本人アーティスト花井祐介がNFTアートをオークション販売した際には、高いもので落札予想価格を大きく上回り1,000万円以上の高額で落札されています。
また、固定価格販売の場合は売り手が自由に価格設定されているため、NFTの販売額が適切か判断する必要があるでしょう。
購入したコンテンツの著作権は譲渡されない
NFTで投資を始める際の注意点として購入したコンテンツの著作権は譲渡されないことがあります。
NFTの著作権は、購入した場合にもコンテンツ制作者に帰属します。
そのため、著作権は譲渡されず、制作者の承諾なしに二次利用などをすることは基本的にはできません。
NFTはできてまもないコンテンツ・概念のため、法整備が明確にされていません。そのため、NFTの購入時には、マーケットプレイスの利用規約やコンテンツ情報をよく確認するなど、注意しましょう。
詐欺の可能性がある
NFTで投資を始める際の注意点として詐欺の可能性があります。
実際に、NFTの最大規模のマーケットプレイスOpenSea(オープンシー)の偽サイトが存在することが過去に話題になり注意喚起がされました。
NFTマーケットプレイスの偽サイトではウォレットのパスワードを入力するように要求されることがあります。
他にも、詐欺メールやエアドロップの実施をうたうSNSでの詐欺告知などさまざまな詐欺が確認されています。
ウェブサイトのアドレスを確認することや、公式SNSから発信された告知か確認するなどの対策を行いましょう。
NFTマーケットプレイスの運営者がウォレットなどのパスワードを要求することはまずありません。重要な個人情報やウォレットパスワードは教えないようにしましょう。
NFTを始める際のよくある質問
NFTを始めるメリットは?
NFTには、購入者と販売者(コンテンツ制作者)の両方にメリットがあります。
購入者には、購入したNFTをさまざまなサービスで利用でき、自由に売買できるというメリットがあります。
NFTはブロックチェーン上に記録された電子データのため、NFTに対応したゲームの場合には、異なるゲーム間で同一のNFTを利用することができます。
また、販売者には、自身の作品を唯一無二のデジタルデータとして証明することができるというメリットがあります。NFTは、ブロックチェーンの高度な暗号化技術を利用して発行されるため、簡単にコピーや改ざんはできません。
また、作品を出品し購入された場合だけでなく、購入者が転売した場合にも購入代金の一部が作者に手数料として振り込まれるように設定することもできます。そのため、自身の作品をNFT化することで、収益を得るチャンスが増えることになります。
MetaMaskのアプリの最新評価を紹介!
アプリ名 | 評価(※) |
---|---|
MetaMask - Blockchain Wallet | 4.3 / 5.0 |
出典:Google play
(※2024年11月15日時点)
この記事の監修者
佐野 孝矩
ファイナンシャルプランナー
詳しく見る ▼
プロフィール
一部上場企業およびそのグループ会社にて経理および社内SEの経験あり。
情報処理安全確保支援士や日商簿記2級、FP2級、応用情報技術者
などの資格の知識をもとに、本業の傍ら資産運用をしたり、セキュリティのコンサルティングをしたりしています。
仮想通貨・プログラミング・教育などに関する記事の執筆・監修実績多数。
資格を学習できるサイト、「しかくのいろは」を運営中
保有資格
応用情報技術者,情報処理安全確保支援士,日商簿記2級,FP2級
監修者の身元
https://www.sikaku-no-iroha.co.jp/
専門ジャンル
仮想通貨,プログラミング,資産運用
この記事を書いた人