NFTアートとは?デジタルアート作品の作り方や始め方、売り方を解説!



この記事では、NFTアートの特徴やNFTアートの始め方・購入方法について詳しく紹介していきます。
この記事のまとめ
家族や友達を招待すると1,000円がもらえる!

NFTアート(デジタルアート)とは?わかりやすく解説!
NFTアートとは、NFTの技術を利用しているデジタルアートのことです。
NFTは、ブロックチェーンの技術を利用しているため、データの改ざんなどが難しく、唯一性が保たれることが特徴です。
また、実際にNFTアートに参加している著名人の例として、以下が挙げられます。
- 村上隆
- ヒロ杉山
- ダミアン・ハースト
上記からもわかる通り、国内外の著名なアーティストもNFTアートを作成しており、NFTアートの可能性について、関心を集めている方もいます。

また、NFTについて詳しく知りたい方は「仮想通貨NFTとは?ビットコイン・暗号資産との違いやメリットをわかりやすく解説!」も参考にしてください。
NFTアートの作品例
NFTアートの作品例として、以下のようなものが挙げられます。
Everydays: the First 5000 Days
NFTアートの作品例として、『Everydays: the First 5000 Days』があります。
この作品は、有名なNFTアーティストの1人であるBeeple(ビープル)氏が制作しました。
この作品の特徴は、約70億円を超える高額で取引されたことです。
この価格はこれまでに取引されたNFTアートの中で最高額となっており(※2023年1月24日時点)、NFTアートの価値に大きな影響を与えた作品のうちの一つと言えるでしょう。
CryptoPunk
CryptoPunkも有名なNFTアートのうちの1つです。
この作品はさまざまな人の顔をドット絵で表しているもので、世界に1万個という限定個数であることが特徴です。
作品それぞれに番号が振られており、中でも『#75233』という作品は、2021年にオークションで約13億円という高値で取引された過去もあります。
Murakami.Flowers
Murakami.Flowersは、日本のアーティストである村上隆氏が作成したNFTアートです。
11,164個のカラフルな花をイメージして作成されたキャラクターが特徴的で、OpenSeaなどで取引できます。
2023年1月時点での参考価格は、一つあたり1.3~1.4ETH(21万円前後)となっています。
NFTアートの特徴2選
NFTアートの特徴には、以下があります。
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
ブロックチェーンによって唯一性が証明されている
NFTアートは、ブロックチェーンによって唯一性が証明されていることが特徴です。
ブロックチェーンとは、取引の記録(データ)を不正などがない形で正確に記録するためのシステムです。
NFTアートは、ブロックチェーンで取引履歴が記録されているため、複製などの危険性が低く、その作品の唯一性が保証されやすくなっています。

OpenSeaなどのマーケットプレイスで誰でも取引ができる
NFTアートには、OpenSeaなどのマーケットプレイスで誰でも取引ができるという特徴もあります。
実際に出品する場合、マーケットプレイスなどの登録が必要ですが、登録自体は無料の場合が多く、比較的始めやすいとされています。
出品するアートも特別ハイクオリティのものが必要になるわけではなく、簡単なドット絵なども出品されていることが特徴です。
作品・イラストはどうやって作る?NFT作品の作り方・始め方
NFT作品の作り方・始め方の手順について解説していきます。
NFT作品の作り方・始め方の手順
それでは、各手順について詳しく見ていきましょう。
手順①アプリなどでアート・作品を作成する
はじめに、アプリなどでアート・作品を作成します。
アート・作品の作成は、ご自身の好きな画像制作ソフトで行うと良いでしょう。
動画や写真問わず、さまざまなジャンルの作品をNFTとして取り扱うことが可能です。ただし、著作権を侵害するものがないようにご注意ください。
手順②マーケットプレイス・仮想通貨取引所の各アカウントを作成する
作品を用意できたら、マーケットプレイス・仮想通貨取引所の各アカウントを作成します。それぞれの役割は以下の通りです。
必要になるアカウント | 役割 |
---|---|
マーケットプレイス | 作成したNFTアート(作品)を出品する |
仮想通貨取引所 | NFTアートを売却してもらえる仮想通貨(イーサリアムなど)を日本円に交換する |
マーケットプレイスによっては、日本語非対応のものもあるため、ご注意ください。
また、各登録には本人確認書類やEmailアドレスなどの情報が必要になる場合が多いため、事前に準備しておくと良いでしょう。
手順③マーケットプレイスにて出品する条件を設定する
各種アカウントを用意したら、マーケットプレイスにて出品する条件を設定します。
ログイン後、マーケットプレイス内で作品の詳細説明や、アップロードを行います。
手順④NFTアートとして販売する
出品のための準備が整ったら、NFTアートとして販売されます。
例えば、OpenSeaで出品する場合、オークション形式での出品など具体的な販売形式を選べる場合もあります。
なお、マーケットプレイスでの出品になるため、購入者がいなければ販売ができない点には注意しましょう。

NFTアートを購入する手順・やり方
NFTアートを購入する手順は以下になります。
NFTアートを購入する手順
それでは、各手順について詳しく見ていきましょう。
手順①仮想通貨取引所を開設する
はじめに、仮想通貨取引所を開設しましょう。
ここでは例として、Coincheckでの口座開設手順を解説します。
公式サイトからメールアドレスの登録を行い、必要事項の入力を完了させます。携帯番号の入力後、指定した番号に認証メールが届くため、SMS認証を行いましょう。
最後に身分証明書の提出を行い、本人確認を完了しましたら口座開設完了です。
家族や友達を招待すると1,000円がもらえる!

手順②NFTを購入する際に必要な仮想通貨を購入する
口座開設が完了したら、NFTを購入する際に必要な仮想通貨を購入しましょう。
NFTを購入する際には、法定通貨の代わりに仮想通貨の購入が必要です。多くのマーケットプレイスで使われる代表的な通貨は、イーサリアムです。
仮想通貨を購入する際は、指定の口座に日本円を入金し、販売所または取引所で必要な通貨を買います。

また、NFTの買い方について詳しく知りたい方は「NFTの買い方・購入方法を解説!」や「ビットコイン・仮想通貨の始め方|初心者向けにやさしいやり方を解説!」も参考にしてください。
手順③ウォレットを準備する
出典:MetaMask
必要な通貨が手に入ったら、ウォレットを準備します。
ウォレットとは、仮想通貨を管理する財布(ウォレット)のようなもので「MetaMask」などが具体例としてあります。
MetaMaskは、Google Chromeの拡張機能で、比較的手軽に準備することが可能です。
手順④購入した仮想通貨をウォレットに送金する
次に、購入した仮想通貨をウォレットに送金する必要があります。
手順②で購入した通貨をそのまま使うことはできないため、ウォレットに移す作業が必要です。
その際には送金手数料が発生するため、注意しましょう。
手順⑤マーケットプレイスでNFTアートを探す
出典:https://coincheck.com/ja/nft/
各準備が完了したら、マーケットプレイスでNFTアートを探します。
マーケットプレイスでは、さまざまなNFTアートが出品されているため、お目当てのアートがあるか探しましょう。
また、出品形式が異なる場合もあるため、その点にもご注意ください。例えば、オークションや固定の金額などさまざまです。
手順⑥欲しいNFTアートを選択して購入する
出典:https://coincheck.com/ja/nft/
最後に、欲しいNFTアートを選択して購入しましょう。
購入の際は、ウォレット内の残高(何イーサリアム入っているのか)を確認するようにしましょう。
NFTアートの売り方・販売方法
NFTアートを販売する際は、以下の手順を踏みます。
NFTの売り方・販売方法
手順1.マーケットプレイスのアカウントを作る
NFTアートを販売する際は、始めにマーケットプレイスのアカウントを作成する必要があります。NFTアートは、基本的にマーケットプレイス上でやり取りされるため、まずはアカウントを持ちましょう。
手順2.仮想通貨を保管するウォレットを作成する
マーケットプレイスの準備ができたら、仮想通貨を保管するためのウォレットを作成します。
仮想通貨ウォレットは、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産を保管するための財布のような役割をするものです。
NFTアートは、イーサリアムなどの仮想通貨で購入するケースが多いため、MetaMaskなどを拡張機能でインストールして準備すると良いでしょう。
手順3.作品をマーケットプレイスに出品する
最後に、作品をマーケットプレイスに出品します。
作品のタイトルや価格、販売予定期間など各種の設定をして実際に販売できます。
また、販売方式は複数ありますが、有名なアーティストなどではない場合、オークション形式にしても価格が上がるケースは稀な点も押さえておくと良いでしょう。
NFTアート作品を取引できるマーケットプレイス
Coincheck NFT β版
取り扱い銘柄数 | 17種類 |
---|---|
取引手数料(BTC) | ・無料(出品手数料) ・販売価格の10%(販売手数料) |
取り扱いコンテンツ | ・The Meebits ・Joyfa ・Decentralandなど |
取引可能銘柄 | ・ビットコイン ・イーサリアム など |
Coincheck NFT β版のメリット!
- 出品・購入時のガス代不要で利用できる
- 10種類以上の通貨での決済に対応している
家族や友達を招待すると1,000円がもらえる!
Coincheck NFT β版は、コインチェック株式会社が運営するマーケットプレイスです。
このマーケットプレイスには、出品・購入時のガス代不要で利用できるというメリットがあります。
Coincheck NFTでは、出品・購入時のガス代が無料で取引できるため、NFTアートをお得に取引したい方におすすめです。
またこのマーケットプレイスには、10種類以上の通貨での決済に対応しているというメリットもあります。
Coincheck(仮想通貨取引所)で取り扱う通貨での決済が可能なため、ビットコインやイーサリアム以外での銘柄でNFTアートを購入することも可能です。

家族や友達を招待すると1,000円がもらえる!
また、Coincheckについて詳しく知りたい方は、「コインチェックの評判はどう?口コミ、評価やメリット・デメリットを紹介!」も参考にしてください。
この記事の監修者

佐野 孝矩
ファイナンシャルプランナー
詳しく見る ▼
プロフィール
一部上場企業およびそのグループ会社にて経理および社内SEの経験あり。
情報処理安全確保支援士や日商簿記2級、FP2級、応用情報技術者
などの資格の知識をもとに、本業の傍ら資産運用をしたり、セキュリティのコンサルティングをしたりしています。
仮想通貨・プログラミング・教育などに関する記事の執筆・監修実績多数。
資格を学習できるサイト、「しかくのいろは」を運営中
保有資格
応用情報技術者,情報処理安全確保支援士,日商簿記2級,FP2級
監修者の身元
https://www.sikaku-no-iroha.co.jp/
専門ジャンル
仮想通貨,プログラミング,資産運用
この記事を書いた人