仮想通貨Polygon(MATIC・ポリゴン)とは?買い方や将来性、取引所を解説!



今話題の仮想通貨「Polygon(ポリゴン/MATIC)」を知っていますか?
この記事では、仮想通貨「Polygon(ポリゴン/MATIC)」について詳しく解説していきます。
記事を最後まで読むことでPolygonの基本情報や特徴、将来性、現在の価格がわかるでしょう。
この記事のまとめ
国内最多級の取り扱い通貨数!

この記事の目次
仮想通貨(暗号資産)Polygon(ポリゴン/MATIC)とは?基本情報や価格などを紹介!
ティッカーシンボル | MATIC |
---|---|
1MATICあたりの価格 | 159.20円(※2022年4月執筆時点) |
取り扱い開始 | 2017年 |
発行上限 | 100億MATIC |
Polygon(ポリゴン/MATIC)とはイーサリアムのセカンドチェーンとして、イーサリアムの抱える問題を解消することを目的としたブロックチェーンです。
Polygon(ポリゴン)は当初「Matic(マティック)」という名称でしたが、2021年に現在の名称に変更されました。
Polygon(ポリゴン/MATIC)の特徴4選
Polygon(ポリゴン/MATIC)の特徴は、以下の通りです。
Polygon(ポリゴン/MATIC)の特徴
Polygon(ポリゴン/MATIC)の特徴をあらかじめしっかり押さえておけば、実際に購入や取引を行う際に活かすことができるでしょう。
それでは、それぞれのポイントについて詳しく説明していきます。
レイヤー2ソリューションの活用により、イーサリアムの課題を解決できる可能性がある
Polygon(ポリゴン/MATIC)には、レイヤー2ソリューションの活用によりイーサリアムの課題を解決できる可能性があると言われています。
イーサリアムは知名度が高いブロックチェーン技術がありますが、その一方で処理スピードが落ちたり高額の手数料が発生したりといったことも問題視されています。
イーサリアムが抱えるこのような問題を「スケーラビリティ問題」といいます。
Polygon(ポリゴン)はイーサリアムのレイヤー2ソリューションとしての活用により、このスケーラビリティ問題を解決できる可能性のあるプロジェクトです。
コンセンサスアルゴリズム「PoS」を採用している
Polygon(ポリゴン/MATIC)には、コンセンサスアルゴリズム「PoS」を採用しているという特徴があります。
「PoS(Proof of Stake)」とは、トークンの保有量などに応じて報酬を得やすくなる仕組みのことです。
Polygon(ポリゴン)はこの「PoS」方式を採用しています。
一方で、イーサリアムは「PoW(Proof of Work)」を採用しています。これは計算量や処理スピードに応じて報酬が発生する仕組みのことです。

処理速度が速くコストも抑えやすい
Polygon(ポリゴン/MATIC)の特徴として、処理速度が速くコストも抑えやすいという点もあります。
先述の通り、Polygon(ポリゴン)は「PoS」方式を採用しています。
またPolygon(ポリゴン)はイーサリアムのブロックチェーンと並行して実行されるレイヤー2ソリューションで、イーサリアムとの互換性がありながらより高速で安価な処理が可能となっています。

オリジナルのトークン「MATIC」を発行している
Polygon(ポリゴン/MATIC)は、オリジナルのトークン「MATIC」を発行しているという点も特徴的です。
Polygon(ポリゴン)で利用できるトークンは「MATIC」という名称で呼ばれています。
「MATIC」はステーキングはもちろん、ネットワークを利用する上での支払いやPolygon(ポリゴン)がプロジェクトの指針を決定する際の投票権としても利用することができます。
Polygon(ポリゴン/MATIC)の今後の将来性を予想するポイント
Polygon(ポリゴン/MATIC)の今後の将来性を予想するポイントは、以下の通りです。
Polygon(ポリゴン/MATIC)の今後の将来性を予想するポイント
Polygon(ポリゴン/MATIC)の将来性についても理解しておくことで、今後取引をする上で考えるべき点を押さえることができます。
それでは、それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
イーサリアムの動向
Polygon(ポリゴン/MATIC)の今後の将来性を予想するポイントは、イーサリアムの動向です。
先述の通り、Polygon(ポリゴン)はイーサリアムのセカンドレイヤー・ネットワークソリューションとして存在しているプロジェクトです。
イーサリアムの需要によってPolygon(ポリゴン)の需要も左右される可能性があります。
したがって「MATIC」は、イーサリアムの動向によりその価値も上昇したり下落したりする場合もあるでしょう。
注目が高まっている分野での活用
Polygon(ポリゴン/MATIC)の今後の将来性を予想するポイントとして、注目が高まっている分野での活用についても押さえておきましょう。
イーサリアムは多くの分野やアプリケーションで利用されていますが、それと同時に多くの利用者がスケーラビリティ問題に直面していました。
Polygon(ポリゴン)はそのイーサリアムのセカンドチェーンとしてそれを解決することを可能にしているため、イーサリアム利用者によるPolygon(ポリゴン)への注目度は高いものといえるでしょう。

新規の企業やプロジェクトとの提携
Polygon(ポリゴン/MATIC)の今後の将来性を予想するポイントは、新規の企業やプロジェクトとの提携です。
Polygon(ポリゴン)は様々な企業やプロジェクトとの提携が実施され、また現在も新たに計画されています。
提携企業の例
- DraftKings
- 大手監査法人E
上記のようにNASDAQ上場企業との提携も発表されました。
世界的に知名度のある企業やプロジェクトとの提携が決定すれば、Polygon(ポリゴン)や「MATIC」の知名度も上がり結果的に需要も高まることが予想されます。
サービスの開発・リリースの進捗
Polygon(ポリゴン/MATIC)の今後の将来性を予想するポイントとして、サービスの開発・リリースの進捗という点も重要です。
Polygon(ポリゴン)を利用したサービスが今後より発展していったり、この先も魅力的なリリースが行われたりするということがあれば、Polygon(ポリゴン)の需要は更に高まっていくでしょう。
Polygon(ポリゴン)の注目度が上がれば「MATIC」の価格上昇に繋がる可能性もあるといえます。
仮想通貨(暗号資産)Polygon(ポリゴン/MATIC)の現在の価格は?チャートで分析!
2021年11月中旬ごろからPolygon(ポリゴン)は緩やかな上昇を続け12月に最高値を記録しますが、2022年1月には大きな下落も見せています。
しかし今後様々な分野への応用や企業・プロジェクトとの提携によっては値上がりする可能性はあるといえるでしょう。
Polygon(ポリゴン/MATIC)の購入に必要な通貨を売買できる取引所
取り扱い銘柄数 | 18種類 |
---|---|
取引手数料(BTC) | ・取引所:無料 ・販売所:スプレッド |
送金手数料(BTC) | 変動手数料制 |
最低取引額 | ・取引所:500円以上かつ0.005BTC以上 ・販売所:500円(0.001BTC以上) |
国内最多級の取り扱い通貨数!
Coincheckは、コインチェック株式会社が運営する仮想通貨取引所です。
Coincheckには、ポリゴンの購入の際に必要なビットコインを取引手数料無料で購入できるというメリットがあります。
手数料を気にする必要がないため、安心してポリゴンの購入を進めることができるでしょう。
またこの取引所には、500円からと比較的少額から仮想通貨を購入することができるというメリットもあります。
まとまった資金がなくても取引を始めることができるため、初心者の方でも気軽に取引を始めることができるでしょう。

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Polygon(ポリゴン/MATIC)の購入方法・買い方の手順
ここからは、Polygon(ポリゴン/MATIC)の買い方の手順について解説していきます。
興味のある方は是非、以下も参考にしてみてください。
Polygon(ポリゴン/MATIC)の購入方法・買い方の手順
それでは、各手順について詳しく見ていきましょう。
手順①日本の取引所の口座を開設する
まずはじめに、日本の取引所で口座を開設します。
Coincheckではメールアドレスの入力と本人確認書類の提出が完了すれば、すぐに口座を開設することができます。
Coincheckで口座開設する際に必要な本人確認書類の例は、以下の通りです。
- 運転免許証/運転経歴証明書
- 個人番号カード/住民基本台帳カード
- パスポート
- 在留カード/特別永住者証明書 (外国籍の方)
Coincheckの利用を検討している方は準備しておきましょう。
国内最多級の取り扱い通貨数!
また、Coincheck以外にもおすすめの仮想通貨取引所について詳しく知りたい方は「仮想通貨・ビットコイン取引所おすすめ11選|日本の取引所を比較」も参考にしてください。
手順②ビットコインなどの仮想通貨を購入する
口座が開設できたら、次はその取引所でビットコインなどの仮想通貨を購入します。
ビットコインの購入手順は以下の通りです。
ビットコイン(BTC)を購入する手順
- 日本円を「銀行振込」「コンビニ入金」「クイック入金」の3つのうちいずれかの方法で入金する
- 「販売所」で「ビットコイン」を選択し、購入金額を入力する
- 「日本円でビットコインを購入」を選択する
手順③海外取引所に送金し、Polygonを購入する
次に、購入したビットコインを海外取引所に送金しPolygonを購入します。
ただし、海外の仮想通貨取引所は、セキュリティ面の観点から当サイトでは非推奨です。

Polygon(ポリゴン/MATIC)のステーキング報酬の受け取り方・使い方
ここからはPolygon(ポリゴン/MATIC)のステーキング報酬の受け取り方・使い方について解説していきます。
ステーキングとはある仮想通貨を保有するだけで報酬を得ることができる仕組みのことです。
利用を検討している方はこちらも是非チェックしてみてください。
Polygon(ポリゴン/MATIC)のステーキング報酬の受け取り方・使い方
それでは、各手順について詳しく見ていきましょう。
手順①MetaMask(メタマスク)を用意する
まずはじめに、Polygon(ポリゴン/MATIC)を送金するためのウォレットとしてMetaMask(メタマスク)を登録します。
MetaMask(メタマスク)はGoogle ChromeやFireFoxの拡張機能としてインストールすることが可能です。
MetaMask(メタマスク)のインストールやパスワードの作成、秘密鍵の保存等を行い、登録を完了させます。
手順②PolygonとMetaMaskを連動させる
次に、PolygonとMetaMaskを連動させます。
手順は以下の通りです。
PolygonとMetaMaskを連動させる手順
- Polygonにログインする
- 「Connect to a Wallet」から「MetaMask」を選択する
- MetaMaskにログインし、署名する
手順③トランザクションの承認者を選び委任する
PolygonとMetaMaskの接続が完了したら、トランザクションの承認者を選任します。
ステーキングを利用する際は取引を検証、承認してもらう必要があります。
この検証、承認といった作業を行う役割の人のことを、「バリデーター」といいます。
Polygonへのログイン後アプリケーション内から「ステーキング」を選択すると、この「バリデーター」が一覧で見られるため、ご自身が希望するバリデーターを選択することができます。
このようにバリデーターに自分の通貨を委任することを、「デリゲート」といいます。
この記事の監修者

佐野 孝矩
一部上場企業およびそのグループ会社にて経理および社内SEの経験あり。
趣味で取得した資格の知識をもとに、本業の傍ら資産運用をしたり、セキュリティのコンサルティングをしたりしています。
仮想通貨・プログラミング・教育などに関する記事の執筆・監修実績多数。
資格を学習できるサイト、「しかくのいろは」を運営中。
保有資格:しかくのいろは応用情報技術者・情報処理安全確保支援士・日商簿記2級・FP2級 など