2025年3月21日

仮想通貨のレバレッジ取引におすすめの取引所を比較【2025年3月最新】10倍・100倍で取引できる日本の取引所はある?

本ページは広告が含まれており、本サイトは広告収入により運営がされています。なお、報酬の多寡により、ランキングや評価に影響を及ぼすことはありません。

この記事では仮想通貨のレバレッジの概要やメリット・デメリット、レバレッジ取引に対応したおすすめの仮想通貨取引所を解説していきます。

なお、仮想通貨のレバレッジの倍率は、金融庁の規制によって「銘柄によらず証拠金の2倍まで(※)」となっています。そのため、国内取引所では10倍や100倍でレバレッジを行うことは不可能です。

(出典:金融庁 暗号資産(仮想通貨)に関連する制度整備について

この記事のまとめ

  • レバレッジ取引とは、元手資金以上の仮想通貨の取引ができる方法である
  • 国内取引所の最大レバレッジ倍率は2倍(※1)である
  • 同じ金額の通貨を取引する場合でも現物取引よりも、大きいリターンを得られる可能性もある
  • レバレッジ取引でより利益を出したい場合は「仮想通貨の空売り(ショート)」についても把握しておくと良い
  • ただし、レバレッジ取引は損失が出た場合のリスクも大きいため、慎重に行うことが重要
  • レバレッジ取引におすすめの仮想通貨取引所はGMOコインである
  • GMOコインは11銘柄(※2)でと比較的多くの銘柄でレバレッジ取引ができる
  • わかりやすいアプリやシステムを提供しているため、初めてのレバレッジ取引でも安心感を持って行える

(※1~2 2025年3月時点 公式サイトに記載)

最短10分で簡単に口座開設可能!(※)

※公式サイトに記載

CryptoGames株式会社がクリプトコラムの製作・運営元となっています。クリプトコラム各記事では、金融庁暗号資産交換業者として登録された業者を紹介しています。
各取引所・販売所のランキングを、収益・広告費の大小から決定することはありません。記事作成・広告掲載の方針に関してはコンテンツ制作ポリシー広告掲載ポリシーを参照ください。

目次

【やり方も解説】レバレッジ取引におすすめの日本国内の仮想通貨取引所を比較

レバレッジ取引におすすめの国内の仮想通貨取引所を比較

取引所名 GMOコイン bitFlyer SBI VCトレード BitTrade LINE BITMAX
- GMOコイン - - - -
取引手数料(BTC) ・取引所:-0.01%(Maker)、0.05%(Taker)
・販売所:スプレッド
・取引所:約定数量 × 0.01 ~ 0.15%
・販売所:スプレッド
・取引所:-0.01%(Maker)、0.05%(Taker)
・販売所:スプレッド
・取引所:無料
・販売所:スプレッド
・取引所:-0.01%(Maker)、0.05%(Taker)
・販売所:スプレッド
レバレッジの取り扱い銘柄数(※) 11種類 1種類 13種類 1種類 7種類
送金手数料(BTC) 無料 0.0004BTC 無料 0.0005BTC 0.001BTC

(※2025年3月時点 公式サイトに記載)

GMOコイン

GMOコイン
レバレッジ対応の銘柄数 11種類(※2025年3月執筆時点 公式サイトに記載)
取引手数料(BTC) ・取引所:-0.01%(Maker)、0.05%(Taker)
・販売所:スプレッド
レバレッジ手数料(BTC) 0.04%/日
送金手数料(BTC) 無料
最低取引額 ・取引所:0.0001BTC
・販売所:0.00001BTC
GMOコインでレバレッジ取引するメリット

GMOコインでレバレッジ取引するメリット!

  • 取引所形式で多くの銘柄のレバレッジ取引が可能
  • 親会社であるGMOインターネットグループが東証一部上場企業のため信頼性が高い
  • 口座開設完了が早く即日でレバレッジ取引の開始が可能

最短10分で簡単に口座開設可能!(※)

※公式サイトに記載

GMOコインは、東証プライムに上場しているGMOインターネットグループの傘下であるGMOコイン株式会社が運営する仮想通貨取引所です。

GMOコインは、11種類(※1)という比較的豊富な銘柄で板形式のレバレッジ取引が可能というメリットがあります。

取引所形式のため取引コストを比較的抑えやすく、少ない元金と手数料で現物取引よりも高い利益を狙うことが可能です。

さらに、GMOコインは様々な金融事業を手掛けるGMOインターネットグループ親会社のため、そのノウハウを活かした強固なセキュリティと充実のサポート体制で、安全性の高い取引環境を提供しています。

さらに、GMOコインは最短10分(※2)で口座開設が完了するため、すぐにレバレッジ取引を始めたい方にもおすすめです。

※1〜2:2025年3月時点 公式サイトに記載

取引ツールの満足度も高く、本格的なレバレッジ取引が行えるでしょう。

最短10分で簡単に口座開設可能!(※)

※公式サイトに記載

GMOコインのレバレッジ取引のやり方

GMOコインのレバレッジ取引のやり方を以下で紹介します。

GMOコインのレバレッジ取引のやり方

  1. GMOコインのアカウントにログインする
  2. 取引所からレバレッジ取引を選択する
  3. 取引する銘柄を選択する
  4. 注文方法として「成行」または「指値/逆指値」を選択する
  5. 取引区分、売買区分、取引数量を設定する
  6. 確認画面に移行し入力に誤りがなければ注文を確定させる

GMOコインでは、以下の注文タイプから選択することができます。

  • 成行
  • 指値
  • 逆指値

各注文タイプの特徴はこちらをご覧ください。

指値注文の場合は、注文時に注文レートとロスカットレートの設定も必要になります。

最短10分で簡単に口座開設可能!(※)

※公式サイトに記載

bitFlyer

レバレッジ対応の銘柄数 1種類(※2025年3月執筆時点 公式サイトに記載)
取引手数料(BTC) ・取引所:約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: BTC)
・販売所:スプレッド
レバレッジ手数料(BTC) 0.04%/日
送金手数料(BTC) 0.0004BTC
最低取引額 ・取引所:0.001BTC
・販売所:0.00000001BTC

bitFlyerを利用するメリット

bitFlyerでレバレッジ取引するメリット!

  • bitFlyer Crypto CFD でビットコイン(BTC)のレバレッジ取引が可能
  • 高水準のセキュリティで安全性の高い取引環境を提供
  • 少額からビットコイン(BTC)のレバレッジ取引が可能

創業依頼ハッキング被害ゼロで安心感がある!


bitFlyer(ビットフライヤー)は、株式会社bitFlyerが運営する、ビットコイン(BTC)の取引量が9年連続No.1(※1)の暗号資産取引所です。

bitFlyerでは、「bitFlyer Crypto CFD」という、独自の取引システムでビットコイン(BTC)のレバレッジ取引が可能です。

豊富な注文タイプからカスタマイズして発注できます。例えば、設定次第でレバレッジ取引の「利益確定注文」や「損切り注文」が可能です。

またbitFlyerは、創業以来ハッキング被害ゼロ(※2)であり、サイバー攻撃対策や資産管理の徹底により、安全性の高い取引環境を提供しています。

さらに、bitFlyerは0.001BTCの比較的少額からレバレッジ取引が可能です。

さらに、1円の少額から取り扱っている38種類(※3)全ての銘柄で現物取引ができるため、仮想通貨初心者でも気軽に取引できるでしょう。

※1:国内暗号資産交換業者における2016 年~2024 年の差金決済および先物取引を含んだ年間出来高。(日本暗号資産等取引業協会が公表する統計情報および国内暗号資産交換業者各社が公表する取引データに基づきbitFlyerにて集計。日本暗号資産等取引業協会の統計情報については2018年以降分を参照)
※2〜3:2025年3月時点 公式サイトに記載

創業依頼ハッキング被害ゼロで安心感がある!


bitFlyerのレバレッジ取引のやり方

bitFlyerでのレバレッジ取引のやり方を以下で解説します。

bitFlyerでのレバレッジ取引のやり方

  1. bitFlyerのアカウントにログインする
  2. bitFlyer Lightningにアクセスする
  3. メニューの「入出金」から証拠金口座に必要な資金を移動させる
  4. 「CFD」から「BTC-CFD/JPY」を選択する
  5. 「指値」「成行」「特殊」から注文方法を選択する
  6. 注文数量と価格を設定する
  7. 「売り」または「買い」を選択する

(出典:bitFlyer

bitFlyerでは、以下の注文タイプから選択することができます。

  • 成行
  • 指値
  • IFD
  • OCO
  • IFDOCO
  • ストップ注文
  • ストップ・リミット注文
  • トレーリング・ストップ注文

成行および指値以外の注文タイプについては、特殊注文のタブから設定することが可能です。

創業依頼ハッキング被害ゼロで安心感がある!


SBI VCトレード

レバレッジ対応の銘柄数 13種類(※2025年3月執筆時点 公式サイトに記載)
取引手数料(BTC) ・取引所:-0.01%(Maker)、0.05%(Taker)
・販売所:スプレッド
レバレッジ手数料(BTC) 変動手数料制
送金手数料(BTC) 無料
最低取引額 ・取引所:0.00000001 BTC
・販売所:0.00000001 BTC

SBIVCトレードのメリット

SBI VCトレードでレバレッジ取引するメリット!

  • 取り扱う38種類の銘柄のうち38種類(※1)を証拠金として利用可能
  • 市場の値動きで変動するレバレッジ手数料を採用

国内最多の14銘柄(※)でステーキングができる!

※公式サイトに記載

SBI VCトレードは、東証プライム市場上場のSBIホールディングス株式会社の100%子会社であるSBI VCトレード株式会社が運営している暗号資産取引所です。

SBI VCトレードは、日本円のみでなく取り扱う38種類の銘柄のうち37種類(※2)を証拠金として預託することが可能です。

保有している仮想通貨を売却せずにレバレッジ取引の証拠金として使えるため、入出金手数料を抑えることができます。

また、SBI VCトレードのレバレッジ取引では、レバレッジ手数料の代わりに市場の需給関係に応じたファンディングレートを手数料として設定しています。

マイナス手数料の場合はプラスの収益としてユーザーに付与されるため、レバレッジ取引の手数料を安く抑えられる可能性がある取引所だと言えるでしょう。

さらに、SBI VCトレードでは13種類(※3)の比較的豊富な銘柄でレバレッジ取引が可能なため、様々なアルトコインで積極的に投資したい人にもおすすめです。

※1〜3:2025年3月時点 公式サイトに記載

取引コストを抑えてレバレッジ取引を挑戦したい人におすすめです。

国内最多の14銘柄(※)でステーキングができる!

※公式サイトに記載

SBI VCトレードのレバレッジ取引のやり方

SBI VCトレードのレバレッジ取引のやり方を以下で紹介します。

SBI VCトレードのレバレッジ取引のやり方

  1. SBI VCトレードのアカウントにログインする
  2. メニューから「トレーダーモード」に選択する
  3. テンプレートタブから「レバレッジ取引(大)」を選択する
  4. 取引銘柄を選択する
  5. 注文タイプを選択する
  6. 注文数量を設定する
  7. 「売 Bid」または「買 Ask」を選択する

(※出典:SBI VCトレード

SBI VCトレードでは、以下の注文タイプから選択することができます。

  • ストリーミング注文(成行)
  • 指値
  • 逆指値
  • IFD注文
  • OCO注文
  • IFO注文

各注文タイプの特徴はこちらをご覧ください。

SBI VCトレードでは、証拠金維持率が80%以下という比較的高い水準でロスカットルールが適用されるため注意しましょう。

国内最多の14銘柄(※)でステーキングができる!

※公式サイトに記載

BitTrade

レバレッジ対応の銘柄数 1種類(※2025年3月執筆時点 公式サイトに記載)
取引手数料(BTC) ・取引所:無料
・販売所:スプレッド
レバレッジ手数料(BTC) 0.03%/日
送金手数料(BTC) 0.0005BTC
最低取引額 ・取引所:0.00001BTC かつ 2円
・販売所:0.0001BTC
BitTradeでレバレッジ取引するメリット

BitTradeでレバレッジ取引するメリット!

  • お得にビットコイン(BTC)のレバレッジ取引が可能
  • すぐにレバレッジ取引が開始可能

世界水準の強固なセキュリティ!

BitTradeは、海外大手取引所Huobiグループのビットトレード株式会社が運営する仮想通貨取引所です。

BitTradeは、ビットコイン(BTC)の取引手数料が無料で0.03%/日という比較的安いレバレッジ手数料でお得にレバレッジ取引が可能です。

そのため、取引コストを気にせずにこまめに積極的なレバレッジ取引ができるでしょう。

さらに、BitTradeは最短5分(※)で口座開設申込が完了し、郵送物を待たずにスマートフォンで完結するため、即日でレバレッジ取引が開始できます。

(※2025年3月時点 公式サイトに記載)

また、BitTradeは取引アプリでリアルタイムレートの確認や高機能チャート分析が可能なため、気軽に本格的なトレードが可能です。

世界水準の強固なセキュリティ!

BitTradeのレバレッジ取引のやり方

BitTradeでのレバレッジ取引のやり方について以下で解説します。

BitTradeでのレバレッジ取引のやり方

  1. BitTradeのアカウントにログインする
  2. メニューから「レバレッジ」を選択する
  3. 取引銘柄を選択する
  4. 注文タイプを選択する
  5. 「買う」または「売る」を選択する
  6. 注文数量または金額を設定する
  7. 確認画面に移行し入力に誤りがなければ注文を確定させる

(※出典:Bit Trade

BitTradeでは、以下の注文タイプから選択することができます。

  • 成行
  • 指値
  • 逆指値
  • IFD
  • OCO
  • IFD-OCO

BitTradeでは、追証モードと非追証モードの選択が可能です。

追証モードの場合は証拠金維持率が50%を下回った場合にロスカットとなり、非追証モードの場合は証拠金維持率が100%を下回ると強制決済となります。

世界水準の強固なセキュリティ!

LINE BITMAX

レバレッジ対応の銘柄数 7種類(※2025年3月執筆時点 公式サイトに記載)
取引手数料(BTC) ・取引所:-0.01%(Maker)、0.05%(Taker)
・販売所:スプレッド
レバレッジ手数料(BTC) 無料
送金手数料(BTC) 0.001BTC
最低取引額 ・取引所:100 KAIA
・販売所:1円相当額

LINE BITMAXでレバレッジ取引するメリット!

  • 複数の銘柄でレバレッジ取引に対応
  • 少額でリスクを抑えたレバレッジ取引が可能

LINEアプリで簡単に取引できる!

LINE BITMAXは、大手のコミュニケーションアプリ「LINE」を提供するLINE株式会社のグループ企業LINE Xenesis株式会社が運営する暗号資産取引所です。

LINE BITMAXでは、取り扱う7種類(※)全ての銘柄でレバレッジ取引が可能です。レバレッジ取引に対応している通貨は以下のとおりです。

(※2025年3月時点 公式サイトに記載)

LINE BITMAXでレバレッジ取引に対応している銘柄(※)
ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)、ステラルーメン(XLM)、カイア(KAIA)

(※2025年3月執筆時点 公式サイトに記載)

また、LINE BITMAXでは1,000円未満の少額からレバレッジ取引ができます。そのため、仮想通貨初心者でもリスクを抑えて気軽にレバレッジ取引に挑戦できるでしょう。

なお、LINE BITMAXは日本最大級のコミュニケーションアプリ「LINE」上でレバレッジ取引が可能なため、手軽に仮想通貨運用が始められます。

LINEアプリで簡単に取引できる!

LINE BITMAXのレバレッジ取引のやり方

LINE BITMAXでのレバレッジ取引のやり方について以下で解説します。

LINE BITMAXでのレバレッジ取引のやり方

  1. LINEアプリのウォレットから「LINE BITMAX」を選択する
  2. ホームから「口座」を選択する
  3. メイン口座から信用口座に日本円を口座振替する
  4. ホームから「信用取引」を選択する
  5. 取引する銘柄を選択する
  6. 注文方法を選択する
  7. 注文価格と注文数量を入力する
  8. 確認画面に移行し入力に誤りがなければ注文を確定させる

(出典:LINE

LINE BITMAXでは、以下の注文タイプから選択することができます。

  • いますぐ注文
  • 予約注文
  • ストップ注文
  • 組み合わせ注文

LINE BITMAXのレバレッジ取引では、信用売りからの注文を開始することが可能です。

そのため仮想通貨の価格が下がっているときにのみ利益が生まれる可能性があるため注意してください。

LINEアプリで簡単に取引できる!

【非推奨】レバレッジ20倍以上で取引できる海外取引所

以下では、レバレッジ20倍以上で取引できる海外取引所の一例を紹介します。

ただし、当サイトでは海外取引所の利用はセキュリティ面から推奨していないため、ご注意ください。

Bybit

レバレッジ対応の銘柄数 不明
取引手数料(BTC) ・取引所:-0.005%〜0.1%(Maker)、0.015%〜0.1%(Taker)
・販売所:スプレッド
レバレッジ手数料(BTC) 変動手数料制
送金手数料(BTC) 0.000125BTC
最低取引額(BTC/USDT) ・取引所:0.000048BTC
・販売所:-

Bybitの特徴

  • 多様な取引オプションを提供している
  • 取引手数料が比較的低く、スプレッドが狭い

Bybitは、2018年に設立されたシンガポールに拠点を持つ暗号資産取引所で、1,795銘柄以上(※)を取り扱う大規模なプラットフォームです。

(※2025年3月時点 公式サイトに記載)

BybitはUSDT無期限契約やインバース契約など、レバレッジ取引の幅広い取引オプションを提供しています。

また、現物取引に加えてデリバティブ取引も取り扱っており、特に先物取引を強みとしています。

デリバティブ取引とは、仮想通貨を実際に保有せずに価格変動を基にした金融商品を取引することで利益を狙う取引方法です。

さらに、Bybitは世界最大規模の取引量を誇る取引のため、取引手数料が比較的低く、スプレッドも狭い傾向にあるため、効率的な取引が可能です。

Bybitの取引ツールは日本語にも対応しています。

Binance

レバレッジ対応の銘柄数 不明
取引手数料(BTC) ・取引所:0.01〜0.1%(Maker)、0.025〜0.1%(Taker)
・販売所:スプレッド
レバレッジ手数料(BTC) 変動手数料制
送金手数料(BTC) 0.0001BTC
最低取引額 ・取引所(USDTマーケット):0.000001 BTC
・販売所:0.000014BTC

Binanceの特徴

  • 少額の元金で高い利益を狙える可能性がある
  • 直感的なインターフェースと高性能な取引ツールを提供

Binance(バイナンス)は、Binance Holdings Limitedが運営する、グローバルに展開している大手の仮想通貨取引所です。

Binanceでは、最大125倍(※)のレバレッジをかけて豊富な銘柄で信用取引が可能です。

(※2025年3月時点 公式サイトに記載)

そのため、少ない投資資金で大きな利益が狙える一方で、損失も大きくなる可能性のあるハイリスク・ハイリターンな取引だと言えるでしょう。

またBinanceは、直感的なインターフェースと高性能な取引ツールを提供しており、トレーダーにとって使いやすい環境を整えています。

ただし、Binanceの海外取引所は金融庁の認可を得ていないため、安全性の観点から当サイトでは利用をおすすめしていません。

国内取引所Binance Japanではレバレッジ取引に対応していません。

仮想通貨(暗号資産)のレバレッジ取引とは?

仮想通貨(暗号資産)のレバレッジ取引とは、自身の口座に証拠金を預けることにより、その証拠金を担保に元手の数倍の金額の取引を行うことができる仕組みです。

レバレッジ取引は「差金決済」という仕組みで成り立っています。「差金決済」とは、仮想通貨を実際に保有せず、売買の価格差で取引をする仕組みです。

そのため、レバレッジ取引で新規注文を約定しても実際に仮想通貨を保有することはできず、その代わりにポジション(建玉)を保有することになります。

レバレッジ取引ではポジションを保有した後に決済注文をすることで、新規注文時と決済注文時の仮想通貨の価格差によって損益が確定します。

また、レバレッジ取引では「買い注文」だけでなく「空売り」と呼ばれる売り注文もすることができ、仮想通貨の価格が下落トレンドのときであっても利益を出すことができるのが特徴です。

レバレッジ取引ができる取引所を見てみる

証拠金と証拠金維持率

仮想通貨のレバレッジ取引における証拠金とは、取引をする上で必要になる資金で、担保金と考えると良いでしょう。

レバレッジ取引では、証拠金にレバレッジをかけることで元金以上の金額で取引ができます。つまり証拠金×レバレッジ倍率が取引可能な金額になります。

例えば、取引口座にある10万円を証拠金として2倍のレバレッジをかけた場合、20万円分の取引が可能です。

レバレッジ取引では、元金以上の取引ができることから大きなリターンが見込めますが、その分リスクも大きくなります。

そこで重要となるのが証拠金維持率です。証拠金維持率は、簡単にいうと実際に取引で必要となる証拠金に対して、どの程度口座内資産に余裕があるかを示すものです。

証拠金維持率は、口座内純資産÷ポジション保有に必要な証拠金×100で算出することができます。

レバレッジ取引では、証拠金以上の損失が出てしまった場合に取引所に負債を追加で支払う必要があります。

取引所の多くは、ユーザーの損失拡大を防ぐために、一定の証拠金維持率を下回った場合に強制的に保有ポジションを決済するロスカットルールを設定しています。

また、ロスカットを防ぐために証拠金維持率を回復させるための追加証拠金(追証)を要求する追証制度を設けている取引所もあります。

追証依頼があった場合には、すみやかに保有ポジションの一部又は全部の決済や追加の入金で口座内純資産を増やし、ロスカットを防ぐことをおすすめします。

利益が出る仕組み

レバレッジ取引で利益が出る仕組み

上記の画像では、レバレッジ取引で利益が出る仕組みを解説しています。

レバレッジ取引では、新規注文時と決済注文時の価格差によって利益を得ることができます。この仕組みは「差金決済」と呼ばれます。

例えば、レバレッジ取引で20万円のポジションを買い22万円で売った場合、差額の2万円のみが実際に動く金額ということになります。

「差金決済」という仕組みによって少額からでも規模の大きな取引ができるレバレッジ取引は、投資家にとっては魅力的な投資手段と言えるでしょう。

現物取引との違い

現物取引とレバレッジ取引の違い

上記の画像では、現物取引とレバレッジ取引の違いを解説しています。

レバレッジ取引と現物取引は、主に「利用用途の幅」と「期待できるリターンの大きさ」の2つの観点で異なります。

1つ目の利用用途の幅という観点では、現物取引が実際に保有している仮想通貨の売買のため、送金や決済での利用が可能です。

対するレバレッジ取引においては、保有している建玉は仮想通貨そのものではなく将来的に売買をできる建玉であり、送金や決済に利用することはできません。

2つ目の期待できるリターンの大きさという観点では、現物取引は実際に保有する金額分を売買できる一方で、レバレッジ取引は証拠金の数倍もの金額を利用することができるため、リスクが大きい分リターンも大きくなる傾向があります。

仮想通貨の現物を売買するのではなく、価格の差益取引ということですね!

レバレッジ取引ができる取引所を見てみる

具体的な倍率|2倍、4倍、10倍、100倍など

レバレッジ取引の最大倍率は、利用する取引所によって異なります。

具体例を以下の表でまとめました。

仮想通貨取引所 レバレッジ倍率(最大)
GMOコイン 2倍
bitFlyer 2倍
SBI VCトレード 2倍
Bybit 100倍
Binance 125倍

※2025年3月時点 各公式サイトに記載

上記からもわかる通り、国内取引所の場合はレバレッジの最大倍率が一律で2倍と決められています。

一方で、海外の一部取引所では「100倍」を超えるような高い倍率での取引も可能です。

ただし、リスクの観点などから、当サイトでは海外取引所の利用は推奨しておりません。

レバレッジ取引ができる取引所を見てみる

レバレッジ取引のやり方

レバレッジ取引の具体的なやり方を以下で詳しく紹介します。

なお、以降はGMOコインでのやり方を例に解説しますので、ぜひ参考にしてください。

それぞれの手順について詳しく解説していきます。

①口座開設をする

まずは、レバレッジ取引に対応している国内取引所の口座を開設しましょう。

GMOコインで口座開設をする方法は以下のとおりです。

GMOコインで口座開設する方法

  1. メールアドレスを登録してアカウントを作成する
  2. 基本情報を入力する
  3. 本人確認書類を提出する
  4. メールで口座開設コードを受け取る
  5. コードを入力して口座開設を完了させる

GMOコインでは上記の手続きをスマホから行うことで、最短10分(※)で口座開設が完了し、すぐに取引を始めることができます。

(※2025年3月時点 公式サイトに記載)

運転免許証で本人確認を行う場合、交付時に登録した4桁の暗証番号(2組)が必要となります。

また、登録情報に誤記や記載漏れがあった場合には、口座開設に時間がかかる可能性があるため注意しましょう。

最短10分で簡単に口座開設可能!(※)

※公式サイトに記載

②日本円を入金する

次に、開設した取引口座に日本円を入金しましょう。

GMOコインでは、「即時入金」または「振込入金」で入金手続きが行えます。いずれの手続きでもGMOコイン側の手数料は無料です。

例えば即時入金の場合は、メニューの「入出金」から「即時入金」を選び、入金に使用する金融機関を選択します。

入金金額を入力して確定すると各金融機関またはPay-easyに移行するためインターネットバンキングの手続きを行います。

即時入金の場合は、入金後リアルタイムで取引口座に反映されるため、すぐに取引したい人におすすめです。

レバレッジ取引は、銘柄によって異なりますが最低取引数量が比較的大きいため、あらかじめ取引ルールを確認した上で十分な運用資産を入金するようにしましょう。

例えば、GMOコインの場合は0.01BTCからレバレッジ取引が可能です。

③投資対象の通貨を決める

次に、投資する銘柄を決めましょう

GMOコインでレバレッジ取引に対応している銘柄は以下のとおりです。(2025年3月執筆時点)

GMOコインでレバレッジ取引に対応している銘柄(※)
ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)、ステラルーメン(XLM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、ポルカドット(DOT)、コスモス(ATOM)、カルダノ(ADA)、チェーンリンク(LINK)、ドージコイン(DOGE)、ソラナ(SOL)

(※2025年3月時点 公式サイトに記載)

レバレッジ取引は、ポジションを保有していると日をまたぐごとに手数料が発生するため、なるべく短期取引することが望まれます。

そのため、プロジェクトのニュースが発表されるなど、直近で値動きが見込める銘柄を選ぶと良いでしょう。

レバレッジ取引ができる取引所を見てみる

④注文する

次に、実際に注文を行いましょう

GMOコインでは、「レート」から「取引所|レバレッジ取引」を選択し、銘柄を選んで「トレード」をクリックすることで売買画面に移行します。

注文方法として「成行」または「指値/逆指値」を選択し、取引区分、売買区分、取引数量を設定して確認画面に移行し、入力に誤りがないことを確認した上で注文を確定させましょう。

GMOコインでは、「トレーダーモード」でのみレバレッジ取引が可能です。ノーマルモードを使っている場合はモードを切り替えてから手続きを行ってください。

⑤決済するタイミングを見極める

次に、保有しているポジションを決済するタイミングを見極めましょう

前述したとおり、レバレッジ取引は差金決済の仕組みを利用した取引です。

保有しているポジションに対して反対売買である決済注文を行うことで損益が確定し、その差額が取引口座に反映されます。

そのため、レバレッジ取引では決済注文をするタイミングが重要になります。

買い注文から始めた場合は、投資銘柄が上昇相場の際に決済注文を出し、売り注文から始めた場合は下落を見せた際に決済注文を出すことで利益が見込めます。

タイミングを予想する方法として、GMOコインではWEB取引ツールと取引アプリの両方で高機能チャートによるテクニカル分析が可能です。

さらに、アプリ版では設定したレートに達した際にプッシュ通知が届くアラート機能も搭載しているため、取引銘柄は設定しておくと良いでしょう。

レバレッジ取引ができる取引所を見てみる

⑥決済する

最後に、保有しているポジションを決済し、損益を確定させましょう。

決済注文は、反対売買による利益が見込まれる場合や損切りとして損失が膨らむ前のタイミングで決済を行います。

決済注文を出す際にも、先述した「成行」または「指値/逆指値」注文のいずれかが選べます。

「成行決済」の場合はその注文を出した時点で決済が行われ、「指値決済」の場合は、目標の価格に達した時に決済が行われます。

決済を行わなければ、損益は確定しません。タイミングと方法を慎重に見極めるようにしましょう。

決済のタイミングを逃し、証拠金維持率が取引所が規定する値を下回った場合には、ロスカットによって強制的に決済が行われるため損切りの決断も重要です。

仮想通貨のレバレッジ取引のリスクは?

レバレッジ取引と検索すると「危険」などといったキーワードが出てくることがありますが、知識のある状態で始めればリスクを抑えて取引することができます。

レバレッジ取引の大きなリスクとして、失敗した時に大きな損失が出てしまう可能性があるという点が挙げられます。

例えば、投資した銘柄の価格が10%下落した場合、現物で100万円分保有していた時の損失は10万円ですが、レバレッジ倍率2倍で100万円分のポジションを取っていた時の損失は20万円になります。

このようにレバレッジ取引では成功すると大きなリターンが見込める一方で、失敗した場合の損失は大きくなります。

そのため、レバレッジ取引を行う際は、必要な知識を付け、必ず余剰資金で始めるようにしましょう。

レバレッジ取引ができる取引所を見てみる

レバレッジ取引のメリット

レバレッジ取引のメリットは以下の通りです。

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

比較的少ない資金で取引を始められる

レバレッジ取引には、比較的少ない資金でも始められるというメリットがあります。

主要仮想通貨取引所でビットコイン(BTC)のレバレッジ取引を行う場合の最小取引単位は以下の通りです。

主要仮想通貨取引所 最小取引単位(BTC)(※)
GMOコイン 0.01BTC
bitFlyer 0.001BTC
SBI VCトレード 0.00000001BTC
BitTrade 0.001BTC
LINE BITMAX 0.0001BTC

※2025年3月時点

例えば「1BTC=1,500万円」とした場合、SBI VCトレードなら1円の少額からレバレッジ取引ができます。

資産運用を始めたばかりでまとまった投資資金を用意するのが難しい人でも、比較的少額から始めて利益を狙うことが可能です。

そのため、仮想通貨取引を始めて間もないという方でも比較的挑戦しやすいと言えるでしょう。

大きな元手を用意しなくて良いため、手軽に始めやすいですね。

レバレッジ取引ができる取引所を見てみる

現物取引よりも大きな利益を狙える場合がある

レバレッジ取引は、現物取引よりも大きな利益を狙える可能性があります。

現物取引とは、実際に仮想通貨を購入、売却することで利益を得る取引です。そのため、購入時と売却時の差額が利益となり、元手金額相応の金額になる傾向があります。

一方レバレッジ取引は、元手にレバレッジがかかった取引となるため、現物取引よりも大きな利益を狙うことができます。

かけるレバレッジによっては、短期的に大きな利益を獲得できる場合もあるでしょう。

仮想通貨は他の投資対象と比べて価格変動が激しいため、上手に取引を行えればより多くの収益が見込める場合もあります。

なお、先述の通り国内取引所の場合はレバレッジが最大2倍となっているため、その点も覚えておきましょう。

少額からでもある程度の利益を得られる可能性があるのは大きな魅力でしょう。

売りからも入れる

レバレッジ取引は、売りからの取引が可能である点もメリットと言えます。

レバレッジ取引には「空売り(ショート)」という、高値で売り、安値で買うことで利益を得る取引方法があります。

現物取引の場合は購入した仮想通貨の売却が基本ですが、レバレッジ取引では先に売ってから買い戻すことが可能です。

そのためレバレッジ取引は、仮想通貨の価格が安い時に買って高い時に売るといった一般的な取引と、高い内に売却して安くなってから買い戻すという「空売り」を利用した二通りの取引で利益を狙うことができます。

このように仮想通貨市場が上昇している時も下落している時も利益を狙えるという点も、レバレッジ取引の魅力です。

取引チャンスが多いのは大きなメリットと言えますね!

レバレッジ取引ができる取引所を見てみる

時間を気にせず取引できる場合もある

またレバレッジ取引は、時間を気にせずいつでも取引できる場合もある点も大きなメリットです。

主要な投資商品と仮想通貨の取引時間の比較は以下のとおりです。

投資商品 取引可能時間
仮想通貨 24時間365日
株取引(東証) 平日9時~15時(11時30分〜12時30分は取引不可)
FX取引 平日24時間(※土日は不可な場合もあり)

上記からわかる通り、仮想通貨のレバレッジ取引は株式取引や法定通貨FXよりも取引時間の自由度が高いと言えます。

取引所によってはシステムメンテナンスなどで一時利用できない時間帯がある可能性もあるため、利用する取引所のニュースなどを随時チェックするようにしましょう。

また、このメリットはレバレッジ取引だけではなく、仮想通貨取引全般に言える内容になります。

時間に縛られにくいため、自身のライフスタイルに合わせやすいでしょう。

レバレッジ取引ができる取引所を見てみる

レバレッジ取引のデメリット

レバレッジ取引のデメリットは以下の通りです。

上記を押さえておくことで、レバレッジ取引の注意点やリスクも把握した上で取引できるでしょう。

それぞれのデメリットについて詳しく見ていきましょう。

取引コストが高くなってしまう場合もある

レバレッジ取引のデメリットに、取引コストが高くなってしまう点があります。

仮想通貨のレバレッジ取引は取引手数料の他に、保有している建玉に応じてレバレッジ手数料というものが発生する仕組みです。

レバレッジ手数料は取引所によって異なりますが、建玉を保有している期間が長いほど手数料もかさんでいってしまう傾向があります。

保有期間を事前に見積もるのもよさそうですね!

レバレッジ取引ができる取引所を見てみる

現物取引と比較してリスクが高くなる傾向にある

レバレッジ取引は、現物取引と比較してリスクが高くなる傾向があります。

現物取引の場合は、原則的に元手の資金額を超える損失が発生することはありません。

一方レバレッジ取引では、レバレッジをかけることで得られる利益が大きくなりますが、その分損失が大きくなることもあります。

ある程度の必要な知識や経験を積み、リスクをしっかりと理解した上で取引に臨むようにすると良いでしょう。

安易に取引せず、一定の知識は取り入れておきたいですね。

追証(おいしょう)が発生する可能性がある

レバレッジ取引では、追証(おいしょう)が発生する可能性があります。

追証とは、担保にしていた資金を元に、一定の損失が発生した場合に追加で支払わなければならない保証金のことです。

レバレッジ取引を利用する以上、先述のように元手の資金額を超える損失が出る可能性があります。追証の有無、また追証が発生する条件は取引所によって異なるためあらかじめ確認が必要です。

また取引所ごとに定めている基準を上回る損失が発生した場合、その時所持している建玉(ポジション)を強制的に決済されてしまう「ロスカット」というシステムも、レバレッジ取引には存在します。

ロスカットはある種損切りと近いシステムのため、これにより損失が確定してしまう点には注意が必要です。

仮想通貨は価格変動が大きく値動きも激しい傾向にあるため、レバレッジ取引を始める際は事前に損切りラインを決めておくのも良いでしょう。

レバレッジ取引ができる取引所を見てみる

税金が高くなる場合がある

レバレッジ取引を行う上で、税金が高くなる場合があることにも注意が必要です。

レバレッジ取引を含む仮想通貨取引で得られる利益は「雑所得」とされ、課税対象にあたります。株式やFXによる利益は「申告分離課税」という別の区分になるため、注意が必要です。

仮想通貨取引による利益は、給与所得などの他の所得と合算された上で「累進課税」が適用されます。つまり、収入が大きければ大きいほど課される税額も大きくなります。

レバレッジ取引では決して少なくない利益を狙うこともできるため、収入額によってはある程度の税金が発生することもしっかり留意した上で、取引に臨みましょう。

利益が大きくなる場合は確定申告も考えておきましょう。

ビットコインのレバレッジ取引をした場合のシミュレーション

ここでは、口座に40万円を入金し証拠金35万円で2倍のレバレッジ取引を行った際のシミュレーションを紹介していきます。

入金する

まず、取引口座に40万円を入金します。入金した際の口座状況は以下の通りです。

建玉可能金額 400,000円
ポジション必要証拠金 0円
預託証拠金残高 400,000円
純資産 400,000円
ポジション評価損益 0円
振替可能額 400,000円
証拠金維持率 --

レバレッジ取引ができる取引所を見てみる

新規注文約定する

ビットコインが以下のレートの時点で0.2BTCに対し、指値3,520,000円の買い注文を約定します。

売り(bid) 買い(ask)
レバレッジBTC/JPY 3,500,000 3,520,000

取引状況と注文を約定したときの口座の状況は以下の通りです。

ポジション 数量 ポジション評価損益
取引状況 新規買(BTC/JPY) 0.2 -4,000
建玉可能金額 46,000円
ポジション必要証拠金 350,000円
預託証拠金残高 400,000円
純資産 396,000円
ポジション評価損益 -4,000
振替可能額 46,000円
証拠金維持率 113.14%

ロスカットラインに到達した場合

ビットコインのレートが以下の価格まで下落したとき、証拠金維持率50%でロスカットの対象となり強制決済されます。

売り(bid) 買い(ask)
レバレッジBTC/JPY 2,000,000 2,020,000

ロスカットラインに達し強制決済されるときの取引状況と口座状況は以下の通りです。

ポジション 数量 ポジション評価損益
取引状況 新規買(BTC/JPY) 0.2 -300,000
建玉可能金額 -100,000円
ポジション必要証拠金 200,000円
預託証拠金残高 400,000円
純資産 100,000円
ポジション評価損益 -300,000円
振替可能額 -100,000円
証拠金維持率 50%

レバレッジ取引ができる取引所を見てみる

強制決済後の口座状況

ロスカットにより強制決済された後の口座状況は以下のようになります。

建玉可能金額 100,000円
ポジション必要証拠金 0円
預託証拠金残高 100,000円
純資産 100,000円
ポジション評価損益 0円
振替可能額 100,000円
証拠金維持率 --

レバレッジ取引をする際の注意点

ここでは、レバレッジ取引をする際の注意点について解説していきます。

知識がない状態で始めない

仮想通貨投資に関する知識を十分に持った上でレバレッジ取引を始めるようにしましょう。

レバレッジ取引はハイリスクハイリターンな取引であるため、初心者が知識のない状態で始めると大きな損失が出てしまう可能性があります

そのため、レバレッジ取引を行う際は徹底した情報収集に基づいて根拠がある状態で取引するようにしましょう
レバレッジ取引ができる取引所を見てみる

損切りの選択肢を持つ

レバレッジ取引を行う際は、損切りの選択肢を常に持っておくようにしましょう

レバレッジ取引は失敗した場合の損失が大きいため、すぐに損切りする勇気が出ないときもあるでしょう。

しかし、損切りのタイミングを逃すと最終的にロスカットラインまで損失が増えてしまう可能性があります。

そのため、レバレッジ取引を行う際は、「投資する銘柄の価格が〇円になったら損切りする」などと前もって損切のルールを決めておくのがおすすめです。

常に証拠金維持率に注意する

証拠金維持率に注目し、一定のラインを下回らないように気を付けましょう

証拠金維持率とは、保有しているポジションの証拠金に対して純資産にどれだけ余裕があるかを示す数値で、レバレッジ取引を行う際のリスクを把握する指標として用いられます。

証拠金維持率が高いほどリスクは小さく、一般的には証拠金維持率が300%程度あると安全性が高いと言われています。
レバレッジ取引ができる取引所を見てみる

資金に余裕のある状態で始める

レバレッジ取引は、資金に余裕のある状態で始めるようにしましょう。

レバレッジ取引は失敗した場合のリスクが大きいため、失っても生活に支障をきたさない程度の余剰資金で行うことが重要です。

証拠金の額は余剰資金であっても損失の額は証拠金を超える額になる可能性もあるため、慎重に取引を行う必要があります

仮想通貨(暗号資産)のレバレッジ取引に関するFAQ

ビットコインのレバレッジ取引手数料は?

ビットコインのレバレッジ取引手数料は、取引所によってその設定が異なります。

以下に、いくつかの仮想通貨取引所のレバレッジ取引手数料を記載します。

主要仮想通貨取引所 レバレッジ取引手数料
GMOコイン 0.04%
bitFlyer 0.04%
SBI VCトレード 変動為替制
BitTrade 0.03%
LINE BITMAX 無料

レバレッジ取引手数料とは、ポジションを保有するにあたり日毎にかかる手数料のことです。

先述のようにレバレッジ取引は短期保有がおすすめですが、前提としてこういった手数料が発生することも覚えておきましょう。

レバレッジ取引ができる取引所を見てみる

海外仮想通貨取引所のレバレッジ倍率は高い?

海外の仮想通貨取引所の中には、国内の取引所以上に高倍率のレバレッジを設定しているところもあります。

なお海外取引所の場合、信用性・セキュリティの観点から当サイトでは利用を非推奨としているため、ご注意ください。

レバレッジ取引の値動きが激しいのはなぜ?

レバレッジ取引では証拠金の数倍の取引ができる分、それだけ価格変動による影響も大きくなります。

例えば、レバレッジ倍率2倍で取引をする場合、レバレッジをかけないで取引をする場合と比較して価格変動による影響も2倍になります

なお、仮想通貨はその他の金融商品と比較しても価格変動が大きい傾向があるため、レバレッジ取引を行う際はなるべく価格チャートから目を離さないようにしましょう。

レバレッジ取引ができる取引所を見てみる

レバレッジ取引のポジションを放置していると証拠金が減るのはなぜ?

多くの仮想通貨取引所では、レバレッジ取引においてポジションを保有していると、保有している期間に応じて建玉手数料がかかります。

レバレッジ取引で決済注文を行わずポジションを放置していると、高額の手数料が発生してしまう可能性があるため注意しましょう。

レバレッジ取引で利益が出た際に税金はかかる?

レバレッジ取引に限らず、仮想通貨取引で利益が発生した場合は雑所得として利益に課税されます

そのため、仮想通貨取引で利益が発生した場合は確定申告が必要になります。

ただし、発生した利益が20万円以下の場合は確定申告する必要がなく、48万円以下の場合は課税されません。
レバレッジ取引ができる取引所を見てみる

レバレッジ取引で発生する手数料は?

レバレッジ取引ではポジションを保有している期間に応じたレバレッジ手数料と、取引時にかかる取引手数料、ロスカット時にかかるロスカット手数料が発生します

本記事で紹介したGMOコイン、bitFlyerのレバレッジ手数料は、1日ポジションを保有するとポジション金額の0.04%の手数料がかかります。

例えば、100万円分のポジションを保有した場合、1日ごとに400円のレバレッジ手数料がかかることになります。

この記事の監修者

佐野 孝矩

佐野 孝矩

ファイナンシャルプランナー

詳しく見る ▼

プロフィール

一部上場企業およびそのグループ会社にて経理および社内SEの経験あり。
情報処理安全確保支援士日商簿記2級FP2級応用情報技術者
などの資格の知識をもとに、本業の傍ら資産運用をしたり、セキュリティのコンサルティングをしたりしています。
仮想通貨・プログラミング・教育などに関する記事の執筆・監修実績多数。
資格を学習できるサイト、「しかくのいろは」を運営中

保有資格

応用情報技術者,情報処理安全確保支援士,日商簿記2級,FP2級

監修者の身元

https://www.sikaku-no-iroha.co.jp/

専門ジャンル

仮想通貨,プログラミング,資産運用

※本サイトにおける記事等の内容は、本サイト内で紹介されている商品やサービス等の内容や効果等について何らの保証もするものではありません。

※本サイトにおける記事等の内容は、本サイト内で紹介されている商品やサービス等を提供する企業の意見を代表するものではなく、各記事等の作成者等の個人的な意見にすぎないことをご了承ください。

※本サイト内の記事等で紹介している商品やサービスの内容等については、当該商品やサービスを提供している企業様へご確認ください。

※本サイト内の記事等の内容は、当該記事等の作成日または更新日現在のもので、当該記事等を閲覧なさっている時点で提供されている商品やサービスの内容を必ずしも反映していません。ご了承ください。

※本サイトにおける記事等の内容に関し、明示、黙示または法定のものも含め、何らの保証(商品性を有していること、満足のいく品質であること、特定の目的に適合していること、正確性、平穏な利用、および第三者の権利を侵害していないことに関する黙示の保証も含みますが、これらに限られません。)をするものではありません。

※本サイト内の記事は、投資顧問契約又は投資一任契約の締結の代理又は媒介を行うものではありません。各自のご判断で、各商品・サービスの提供主との契約締結の有無及び内容についてご検討ください。

※なお、当サイトで紹介する口コミはあくまで個人の感想です。感想には個人差がありますので、現状のサービス内容については公式サイトをご確認ください。また、手続きの成約などを保証するものではありません。

※各サービスの情報表の内容は、公式サイトに記載の情報を参考にしています(記事執筆時点の情報です)