仮想通貨テゾス(XTZ/tezos)とは?将来性や今後の価格予想、上場している取引所、買い方を解説!



テゾス(Tezos/XTZ)という仮想通貨について、このように感じている方も多いでしょう。
この記事では最近話題のテゾス(Tezos/XTZ)について、特徴や買い方はもちろん、将来性やおすすめの仮想通貨取引所まで幅広くご紹介していきます。
この記事のまとめ
- テゾス(Tezos/XTZ)とは、独自のコンセンサスアルゴリズムを持つ仮想通貨
- またテゾス(Tezos/XTZ)は、オリジナルのスマートコントラクトの採用により、高いセキュリティ性が特徴
- 「フランス銀行での実験」や「NFT事業の拡大」など、実用化も期待できる
- テゾス(Tezos/XTZ)を取り扱っているおすすめの取引所は「DMM Bitcoin」
- DMM Bitcoinは、テゾスでレバレッジ取引が可能なため、より大きな利益を狙うことができる
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※2024年3月1日6:59まで

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仮想通貨(暗号資産)テゾス(Tezos/XTZ)とは?
ティッカーシンボル | テゾス(Tezos/XTZ) |
---|---|
1XTZあたりの価格 | 140.56円(※2023年11月13日執筆時点) |
取り扱い開始 | 2017年7月1日 |
発行上限 | 100億枚 |
テゾス(Tezos/XTZ)とは、独自のコンセンサスアルゴリズムやスマートコントラクトが特徴の仮想通貨です。
また、ブロックチェーン技術を活用したNFT事業や実サービスへの利用にも注目です。
テゾス(Tezos/XTZ)の特徴5選
テゾス(Tezos/XTZ)の特徴は以下の通りです。
テゾス(Tezos/XTZ)の特徴
ここからは更に具体的にテゾス(Tezos/XTZ)の特徴について説明していきます。
それでは、それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
コンセンサスアルゴリズム「LPoS」の採用
テゾス(Tezos/XTZ)は、コンセンサスアルゴリズム「LPoS」を採用しています。
コンセンサスアルゴリズムとは、ブロックチェーン上でブロックを増やす際のルールのことを指します。
これにはいくつかのパターンがありますが、テゾス(Tezos/XTZ)は「LPoS」を採用しています。
「LPoS(Liquid Proof of Steak)」とは、仮想通貨の保有数に比例してブロックを生成する人が決まる「PoS」というコンセンサスアルゴリズムの一種です。
「LPoS」の場合は、仮想通貨の保有数が少なくても、他の保有者に委任する形でブロックの生成に携わることができます。

ブロックチェーンの分岐が不要
テゾス(Tezos/XTZ)は、ブロックチェーンの分岐が不要という特徴もあります。
ブロックチェーンの仕様変更やアップデートの際に仮想通貨が分岐することがあり、これをハードフォークといいます。
ハードフォークにはいくつかのメリットもありますが、仮想通貨の価格が安定しなくなるなどのデメリットについても問題視されていました。
しかしテゾス(Tezos/XTZ)の場合は、仕様変更やアップデート前後で互換性を維持する仕組みになっているため、分岐が不要になります。
オリジナルのスマートコントラクト
テゾス(Tezos/XTZ)は、オリジナルのスマートコントラクトを採用することで、高いセキュリティ性を保っています。
スマートコントラクトとは、ブロックチェーンにおける契約の自動化をするための仕組みです。
第三者が契約に介入する必要がないため、迅速な手続きが可能になる反面、バグやエラーが発生したときにすぐに対処できないという欠点がありました。
しかしテゾス(Tezos/XTZ)オリジナルのスマートコントラクトは、「フォーマル・ベリフィケーション(Formal Verification)」「OCaml(オーキャムル)」という2つのシステムを導入することにより、その問題を解決しました。
「フォーマル・ベリフィケーション(Formal Verification)」は契約内容を検証し、ハッキングなどの問題が発生する確率を低く抑えられます。
また、「OCaml(オーキャムル)」はバグが発生しにくい特徴のあるプログラミング言語です。
ブロックを生成する仕組み「ベーキング」
テゾス(Tezos/XTZ)には「ベーキング」と呼ばれるブロック生成方法があります。
「マイニング」と呼ばれるブロック生成方法が一般的ですが、テゾス(Tezos/XTZ)の場合はブロックを作成・生成することを「ベーキング」、ベーキングを行う人のことを「ベイカー」と呼んでいます。
先述の通り、テゾス(Tezos/XTZ)では通貨保有数の少ないユーザーでも、ベイカーに委任することで報酬を得る機会を手に入れられるというメリットがあります。
2020年末に国内で新規上場
またテゾス(Tezos/XTZ)は、2020年末から国内での新規上場を果たしています。
テゾス(Tezos/XTZ)が初めて国内の仮想通貨取引所に上場したのは2020年末で、その時の取引所はbitflyer、GMOコインでした。
2020年 12月8日
この度、販売所で新たにテゾス(XTZ)の取扱いを開始しました。テゾス(XTZ)は国内の暗号資産交換業者において、当社が初めての取扱いとなります。
この時期のテゾス(Tezos/XTZ)は、国内での知名度向上なども一因となり、価格が上昇しました。
テゾス(Tezos/XTZ)は上がらない?価格推移をチャートで解説!
参照:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/tezos/
2021年4月から2022年3月に至るまでの約1年間で、4月に700円超え・10月に900円超えと、2回山ができているのが印象的です。
また、2023年10月26日時点では1XTZあたり137円前後で価格が推移しています。
今後もテゾス(Tezos/XTZ)独自のブロックチェーン技術の応用やそれによる知名度の高まりなどによっては、値上がりする可能性もあります。
テゾス(Tezos/XTZ)の最新ニュース
ステーブルコインによる活用
2022年6月にステーブルコインの一つである「テザー」が、テゾスのブロックチェーン上に新規でUSDTを発行しました。
メジャーなステーブルコインであるテザー(USDT)は、テゾス・ブロックチェーン上に新しいテザーを展開することになった。デジタル決済および分散型金融(DeFi)分野でのその存在感をさらに拡大させることになった。
テゾスブロックチェーン上でUSDTが発行されたことで、今後テザーが決済においてより便利に使われる可能性があることが推測されます。
またテゾスの価格という側面からも、ブロックチェーンが使用されることでニーズが高まり価格上昇につながる可能性も考えられるでしょう。
テゾス(Tezos/XTZ)は上昇する?今後の将来性を予想するポイント!
テゾス(Tezos/XTZ)の将来性を予想するポイントは以下の通りです。
テゾス(Tezos/XTZ)の将来性を予想するポイント
ここからはテゾス(Tezos/XTZ)の将来性について見ていきましょう。
購入を検討している方はこれらの点をしっかり押さえておくことをおすすめします。
それではそれぞれのポイントについて詳しく説明していきます。
フランスの銀行「Banque de France」での実験
テゾス(Tezos/XTZ)の将来性を予想するポイントとして、フランスの銀行で行われた実験について押さえておきましょう。
この実験は、フランスの中央銀行「Banque de France」がデジタル通貨「CBDC」を開発・実現するにあたり、テゾス(Tezos/XTZ)のブロックチェーン技術を利用したというものです。
このように世界的な金融機関に技術が応用されるとあれば、テゾス(Tezos/XTZ)の認知度が上がり価格にも影響する可能性があります。
アップデートへの評価
テゾス(Tezos/XTZ)の将来性を予想するポイントとして、アップデートの評価もあります。
テゾス(Tezos/XTZ)は、定期的にアップデートが実施されています。
例えば2020年のアップデートでは、ブロックチェーンによる分散型金融の課題であった送金手数料の問題を解決しました。
こういったアップデートへの評価が高まれば、テゾス(Tezos/XTZ)の注目度は今後も上昇していく可能性もあります。
NFT事業の拡大
テゾス(Tezos/XTZ)の将来性を予想するポイントとして、NFT事業の拡大にも注目です。
NFTとは非代替性トークンを意味し、主に芸術作品などのデジタルデータにブロックチェーン技術を応用したものを指します。
現状NFTにはイーサリアムのブロックチェーン技術が用いられていることがほとんどですが、今後テゾス(Tezos/XTZ)の技術がNFT事業にも関わっていく可能性は十分にあります。
例えば、eスポーツチーム「Vitality」との連携によりNFTの電子市場の開拓も計画されています。

ステーキング報酬による取引量の増加
テゾス(Tezos/XTZ)の将来性を予想するポイントとして、ステーキング報酬による取引量の増加についてもおさえておきましょう。
ステーキングとは、売買などの取引を行わなくても、その仮想通貨を保有しているだけで報酬を得ることができる仕組みのことです。
既に日本国内外を問わずいくつかの取引所でテゾス(Tezos/XTZ)のステーキングサービスが実施されています。
ステーキングにより、一定の売却抑制になるだけではなく、今後のテゾス(Tezos/XTZ)の人気次第では、取り扱い取引所やステーキング利用者が増える可能性もあるでしょう。
テゾス(Tezos/XTZ)を購入できる国内取引所3選
DMM Bitcoin | bitFlyer | GMOコイン | |
取引手数料(XTZ) | ・BitMatch取引手数料:約定数量÷取引単位×手数料額 ・販売所:スプレッド |
・取引所:約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: XTZ) ・販売所:スプレッド |
・取引所:- ・販売所:スプレッド |
取り扱い銘柄数 | 26種類 | 21種類 | 24種類 |
送金手数料(仮想通貨) | 無料 | 0.1 XTZ | 無料 |
詳細 | 公式サイト![]() |
公式サイト![]() |
公式サイト![]() |
DMM Bitcoin
取り扱い銘柄数 | 26種類 |
---|---|
取引手数料(XTZ) | ・BitMatch取引所:約定数量÷取引単位×¥1,052 ・販売所:スプレッド |
送金手数料(仮想通貨) | 無料 |
最低取引額 | ・BitMatch取引所:1,000XTZ ・販売所:10XTZ |
DMM Bitcoinのメリット!
- テゾスでレバレッジをかけて取引できるため、大きな利益を狙うことができる
- 口座開設や入出金などの際にかかる手数料のほとんどが無料で利用できる
- 土日祝を含み年中無休でサポート対応をしてくれる
今なら口座開設で、1,000円がもらえる!(※)
※2024年3月1日6:59まで
DMM Bitcoinは、株式会社DMM Bitcoinが運営する仮想通貨取引所です。
DMM Bitcoinには、テゾスでレバレッジをかけて取引できるため、大きな利益を狙うことができるというメリットがあります。
最大2倍のレバレッジをかけてテゾスを取引できるため、現物取引よりもさらに大きな利益を狙いたい方におすすめです。
またこの取引所には、口座開設や入出金などの際にかかる手数料のほとんどが無料で利用できるというメリットもあります。
仮想通貨取引を行う上で各手続きの手数料は都度発生するため、より多くの種類の手数料が無料で利用できるのはお得です。

今なら口座開設で、1,000円がもらえる!(※)
※2024年3月1日6:59まで
GMOコイン
取り扱い銘柄数 | 24種類 |
---|---|
取引手数料(XTZ) | ・取引所:- ・販売所:スプレッド |
送金手数料(仮想通貨) | 無料 |
最低取引額 | ・取引所:- ・販売所:0.000001 XTZ |
GMOコインのメリット!
- テゾス(Tezos/XTZ)を含む10銘柄をレバレッジ2倍で取引できる
- 24種類と国内最多クラスの銘柄を取り扱っている
- オリコン顧客満足度No.1を記録している(※2021年 オリコン顧客満足度® 調査 暗号資産取引所 現物取引 第1位)
最短10分で簡単に口座開設可能!(※)
GMOコインは、GMOコイン株式会社が運営する仮想通貨取引所です。
GMOコインには、テゾス(Tezos/XTZ)を含む10銘柄をレバレッジ2倍で取引できるというメリットがあります。
現物取引と比べてレバレッジ取引は一度で大きな利益を得られる可能性があるため、仮想通貨取引に慣れてきたテゾスを取引したい中上級者の方におすすめです。
またこの取引所には、24種類と国内最多クラスの銘柄を取り扱っているというメリットもあります。
取扱銘柄が多いため、狙っていた通貨の取引がうまくいかなくても状況次第では他の通貨の取引をすることで利益を狙うことが可能です。

最短10分で簡単に口座開設可能!(※)
bitFlyer
取り扱い銘柄数 | 21種類 |
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取引手数料(XTZ) | ・取引所:約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: XTZ) ・販売所:スプレッド |
送金手数料(仮想通貨) | 0.1 XTZ |
最低取引額 | ・取引所:0.000001 XTZ ・販売所:0.000001 XTZ |
bitFlyerのメリット!
- テゾス(Tezos/XTZ)を少額から購入することができる
- 7年以上ハッキング件数0を記録する強固なセキュリティである
- ビットコインの取引量が国内No.1である(※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016 年 〜 2021 年の年間出来高(差金決済 /先物取引を含む))
口座開設で、2,500円分のビットコインがもらえる!(※)
※ 公式サイトに記載
bitFlyerは、株式会社 bitFlyerが運営する仮想通貨取引所です。
bitFlyerには、テゾス(Tezos/XTZ)を少ない金額から購入することができるというメリットがあります。
まとまった資金を用意しなくても、1円程度から気軽に始めることができるため、初心者の方にもおすすめです。
またこの取引所は7年以上ハッキング件数0を記録する強固なセキュリティを誇っています。
ハッキングによる被害は甚大なものになるため、セキュリティ面が優れていることは大きなメリットになります。

口座開設で、2,500円分のビットコインがもらえる!(※)
※ 公式サイトに記載
テゾス(Tezos/XTZ)の具体的な買い方・購入方法
ここからはテゾス(Tezos/XTZ)の具体的な購入方法の手順について説明していきます。
テゾス(Tezos/XTZ)を購入する手順
それでは、各手順について詳しく見ていきましょう。
手順①国内で上場している取引所の口座を開設する
まず、国内で上場している取引所の口座を開設します。
この記事で紹介した取引所は、基本的にスマホから手続きができます。
また、口座開設の際は本人確認書類として運転免許証などが必要になりますので、事前に準備しておくと良いでしょう。
手順②開設した口座に日本円を入金する
次に、開設した口座に日本円を入金します。
入金方法は、各取引所によって「銀行振込」や「ネットバンキング振込」など複数の方法がある場合が多いです。
自分にとって便利な方法を選択し、日本円を入金しましょう。
手順③取引所でテゾスを選択する
入金が完了したら、取引所画面で「テゾス(XTZ)」を選択します。
口座を開設した取引所指定のアプリにて、テゾスを指定しましょう。なお、取引形式によっては取り扱いのないケースもありますので、ご注意ください。
手順④数量を決定して購入する
最後に数量を決定して購入しましょう。
数量や金額に誤りがないように、よく確認してから取引を完結させるのが良いです。
この記事の監修者

佐野 孝矩
ファイナンシャルプランナー
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プロフィール
一部上場企業およびそのグループ会社にて経理および社内SEの経験あり。
情報処理安全確保支援士や日商簿記2級、FP2級、応用情報技術者
などの資格の知識をもとに、本業の傍ら資産運用をしたり、セキュリティのコンサルティングをしたりしています。
仮想通貨・プログラミング・教育などに関する記事の執筆・監修実績多数。
資格を学習できるサイト、「しかくのいろは」を運営中
保有資格
応用情報技術者,情報処理安全確保支援士,日商簿記2級,FP2級
監修者の身元
https://www.sikaku-no-iroha.co.jp/
専門ジャンル
仮想通貨,プログラミング,資産運用
この記事を書いた人